p.98 (2) 薬物動態 下から9〜2行目 [2016/04/14追加] | 誤 | 薬物が経口投与〜が逆数になる。 | 正 | 小分子,遊離型(蛋白質と結合していない),非イオン型,脂溶性(☛ p.43)の薬物の方が膜を通過しやすい。薬は弱酸性ないし弱アルカリ性であり,酸性の環境では弱酸性の薬の非イオン型とイオン型の比はその薬物のpKa(解離定数)により,
で求められる。 アスピリンのような弱酸性薬物(pKa=3.5)は胃内のようなpHが低い環境(pH=1.4)では非イオン型が126(102.1)倍多くなり,吸収されやすい。アルカリ性の環境の中での弱アルカリ性の薬物では左辺が pH−pKa となる。 | |