福祉を取り巻く環境は,急激な速度で変化しています。この変化に対応するうえで,社会福祉士の知識と資格は最大の味方となり,活躍の場は大きく広がります。それだけに人気は高く,国家試験は難関を極めています。
第35回試験は,受験者36,954人で,合格率が44.2%となりました。合格ラインは90点でした。「10人に4人しか合格できない」試験であり,かつ7割も得点しないと合格できない,高得点勝負を挑む福祉資格の最高峰と言えます。
■本書の合格戦略
『社会福祉士の合格教科書2024』では,忙しい社会人の方,学生の方が合格を勝ち取るための「解答力」を無理無駄のない3段階で養います。
①重要キーワードに絞り込んだ本文で,基本事項を確認し,
②これだけは解いておきたい過去問題で基礎力を定着させ,
③合否を分ける暗記点を上乗せしていきます。
インプットとアウトプットを連動させる構成で,基礎力から応用力に発展させ,試験当日引っかけや落とし穴に惑わされない「強い解答力」を着実に身に付けていくわけです。
貴重な勉強時間を確実に合格点につなげていけるように,本書が引導する「合格への近道」に乗って,迷うことなく,あきらめることなく,一緒に合格を目指しましょう。
2023年4月
著者 飯塚慶子