テコム 出版事業部
歯学関連書籍のご案内

DES歯学教育スクール

歯科国試対策DESNET


『歯科国試KEY WORDS』シリーズ
  [シリーズの説明を見る]
歯科国試KEY WORDS C-2 口腔外科学,診察・検査・治療(第7版)

国試合格基準に準拠した巻構成で,弱点が一目瞭然! 歯科国試Answerと併用で万全国試対策!!

歯科国試KEY WORDS C-2 口腔外科学,診察・検査・治療(第7版)

品切れ
榎本昭二(東京医科歯科大学名誉教授)監修
B5判,476頁,2色刷
2015/10/29発行
¥6,050(本体¥5,500+税¥550)
ISBN 978-4-86399-319-8
国試合格基準領域別に再構成し,弱点を重点的に学習できるよう内容改訂。
国試既出事項は青字で明示し,欄外に問題番号を記載。Answerシリーズとの併用で学習効率up。
歯科国試で重要なエッセンスを凝縮して掲載。
見やすい2色刷り。
重要事項は太字&「KEYWORD」で,より分かりやすく明示。

歯原性腫瘍,嚢胞に関する2017年版WHO分類に関しては,こちらをご参照ください。

    [正誤情報]

7版の序
 20世紀後半に著しい発展を遂げた免疫学,分子生物学,情報工学などの思恵を受けて医療は長足の進歩を遂げた。とりわけ歯科医療にとって近年では再生医学,歯科材料学の進歩による影響が著しい。
 歯科医療は従来型の一本のむし歯の治療から,一人の患者をとりまく全身的な背景を考慮して,口腔を一つの身体の器官として考え,歯周治療や咀嚼機能の回復にあたるようになった。また,スウェーデンをはじめとして欧米各国では著しい発展を遂げている歯科インプラントが,わが国においても歯科医療の一つの選択肢として大きな分野を占めるようになってきた。
 要は今までの口腔外科学,歯科保存学,歯科補綴学といったカテゴリーから,口腔を全身の一部とした総合的な治療概念が必要となっている。
 歯学部教育では各分野の高度な専門知識が優先されるが,実際の臨床の場では各分野を網羅した総合的な知識が必要である。
 平成18年から歯科においても医科と同様に臨床研修医制度が発足したが,歯科医療全般にわたる総合的な知識が益々必要になっている。
 一方,歯科医療をめぐる社会情勢も大きな変化を遂げており,厚労省によると医療施設で働く歯科医師は平成24年の時点で全国に10万人で,人口10万人当たりの数は40年前の2倍となっている。歯科診療所は約6,800という過当競争の時代である。
 しかし,最近は医科と歯科の連携が叫ばれており,歯の治療や清掃によって手術患者の感染リスクが抑えられるほどの研究成果も出ている。高齢社会を迎え在宅歯科治療も益々必要となり,健康寿命の延長のためにも歯科医療の内容は益々拡がっていくものと思われる。
 本書を手にした受験生諸君が全員揃って国家試験に合格し,しかもこの過当競争の時代に各々が自分の目標を定めて努力することを祈念してやまない。

 平成27年4月

榎本昭二  

目次
C領域(2)

【診察・検査・治療】

診察の基本

 1.診察のあり方
 2.基本手技
 3.診察時の体位
 4.口腔診察用器材の準備と選択
 5.全身の診察
 6.口腔・顎・顔面の診察
 7.歯列・咬合状態の診察
 8.歯・歯周組織の診察
 9.心理・社会的側面についての配慮

医療面接

 1.意義・目的
 2.面接のマナー
 3.病歴聴取

主要な症候

 1.全身の徴候
 2.歯・口腔・顎・顔面の症候の捉え方
 3.全身疾患によるおもな口腔症状

検査の基本

 1.意義,目標
 2.検査の安全
 3.検体検査の種類
 4.歯・歯周組織・口腔・顎・顔面の検査
 5.画像検査
 6.病理検査
 7.結果の解釈

治療の基礎・基本手技

 1.意義,目標
 2.種類,特性
 3.治療の適応・選択
 4.治療の場
 5.器械の安全な取扱法

【口腔外科学】

口腔外科学

 1.炎症および感染症
 2.口腔粘膜疾患
 3.顎口腔領域の腫瘍,腫瘍類似疾患
 4.顎口腔の嚢胞
 5.唾液腺疾患
 6.顎関節疾患
 7.先天異常,顎顔面の変形
 8.顎・口腔領域の損傷
 9.神経疾患,心因性病態
 10.血液疾患,出血性素因
 11.手術基本手技
 12.全身に関連する疾患と検査

TOP   

<<戻る
 402148