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『歯科国試KEY WORDS』シリーズ
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歯科国試KEY WORDS B 口腔衛生,歯科保存学,小児歯科学,歯科矯正学(第7版)

国試合格基準に準拠した巻構成で,弱点が一目瞭然! 歯科国試Answerと併用で万全国試対策!!

歯科国試KEY WORDS B 口腔衛生,歯科保存学,小児歯科学,歯科矯正学(第7版)

品切れ
榎本昭二(東京医科歯科大学名誉教授)監修
B5判,504頁,2色刷(一部4色刷)
2015/04/28発行
¥7,260(本体¥6,600+税¥660)
ISBN 978-4-86399-293-1
国試合格基準領域別に再構成し,弱点を重点的に学習できるよう内容改訂。
国試既出事項は青字で明示し,欄外に問題番号を記載。Answerシリーズとの併用で学習効率up!
歯科国試で重要なエッセンスを凝縮して掲載。
見やすい2色刷り。
重要事項は太字&「KEYWORD」で,より分かりやすく明示。

7版の序
 20世紀後半に著しい発展を遂げた免疫学,分子生物学,情報工学などの思恵を受けて医療は長足の進歩を遂げた。とりわけ歯科医療にとって近年では再生医学,歯科材料学の進歩による影響が著しい。
 歯科医療は従来型の一本のむし歯の治療から,一人の患者をとりまく全身的な背景を考慮して,口腔を一つの身体の器官として考え,歯周治療や咀嚼機能の回復にあたるようになった。また,スウェーデンをはじめとして欧米各国では著しい発展を遂げている歯科インプラントが,わが国においても歯科医療の一つの選択肢として大きな分野を占めるようになってきた。
 要は今までの口腔外科学,歯科保存学,歯科補綴学といったカテゴリーから,口腔を全身の一部とした総合的な治療概念が必要となっている。
 歯学部教育では各分野の高度な専門知識が優先されるが,実際の臨床の場では各分野を網羅した総合的な知識が必要である。
 平成18年から歯科においても医科と同様に臨床研修医制度が発足したが,歯科医療全般にわたる総合的な知識が益々必要になっている。
 一方,歯科医療をめぐる社会情勢も大きな変化を遂げており,厚労省によると医療施設で働く歯科医師は平成24年の時点で全国に10万人で,人口10万人当たりの数は40年前の2倍となっている。歯科診療所は約6,800という過当競争の時代である。
 しかし,最近は医科と歯科の連携が叫ばれており,歯の治療や清掃によって手術患者の感染リスクが抑えられるほどの研究成果も出ている。高齢社会を迎え在宅歯科治療も益々必要となり,健康寿命の延長のためにも歯科医療の内容は益々拡がっていくものと思われる。
 本書を手にした受験生諸君が全員揃って国家試験に合格し,しかもこの過当競争の時代に各々が自分の目標を定めて努力することを祈念してやまない。

 平成27年4月

榎本昭二  

目次
B領域

【口腔衛生学】

 疫 学

  1.疫学総論
  2.歯科領域における疫学
  3.齲蝕の検出基準
  4.齲蝕の指標
  5.歯周疾患の指標
  6.歯口清掃状態の評価
  7.その他の指標

 歯科疾患の予防・管理

  1.歯科疾患予防の3相5段
  2.口腔清掃指導
  3.歯の付着物
  4.唾 液
  5.口腔清掃の種類
  6.プラークコントロール
  7.齲蝕の病因
  8.齲蝕の活動性
  9.齲蝕の予防
  10.フッ化物による齲蝕予防
  11.代用甘味料
  12.予防塞法
  13.齲蝕予防の評価
  14.歯周疾患の予防
  15.不正咬合とその予防
  16.口臭の予防
  17.試験によく出るENZYME
  18.試験によく出るCARBOHYDRATE

【歯科保存学】

 保存修復学

  1.歯の硬組織の構造
  2.硬組織疾患の種類
  3.齲蝕の病理
  4.修復の分類
  5.窩洞の分類
  6.窩洞の形態
  7.窩洞形成器具
  8.歯髄保護対策
  9.修復材料の一般的性状
  10.修復の補助法
  11.コンポジットレジン修復
  12.グラスアイオノマーセメント修復
  13.歯科用セメント
  14.レジンインレー修復
  15.セラミックインレー(ポーセレンインレー)
  16.ラミネートベニア修復
  17.メタルインレー修復
  18.アマルガム修復
  19.漂白法

 歯内療法学

  1.歯髄と象牙質歯髄複合体
  2.歯髄・根尖性歯周組織疾患の検査
  3.歯髄疾患
  4.歯髄疾患の治療法
  5.根尖性歯周組織疾患
  6.根尖性歯周組織疾患の治療法
  7.根管治療
  8.根管充法
  9.外科的歯内療法
  10.歯髄・根管処置における偶発症
  11.歯内-歯周疾患
  12.その他

 歯周病学

  1.歯周組織の構造と機能
  2.歯周病の症状と病態
  3.歯周病の病因
  4.歯周病の診査・分類
  5.代表的な歯周疾患の特徴
  6.歯周基本治療と再評価
  7.咬合調整
  8.歯周外科処置
  9.根分岐部病変の処置
  10.口腔機能回復治療
  11.SPTとメインテナンス

【小児歯科学】

 総 論

  1.小児の成長発育
  2.顎顔面頭蓋の発達
  3.歯の発育
  4.歯列および咬合の発育と異常
  5.小児の齲蝕と歯周疾患

 各 論

  1.歯科的対応
  2.小児患者の診療方針
  3.小児齲蝕の予防と進行抑制
  4.小児の歯冠修復
  5.小児の歯内療法
  6.小児の外科的処置
  7.小児の外傷の特徴と処置
  8.小児の薬用量
  9.小児の口腔軟組織疾患
  10.咬合誘導
  11.心身障害児の歯科治療
  12.治療上注意すべき小児疾患
  13.小児の生理の要点

【歯科矯正学】

 歯科矯正学

  1.成長と発育
  2.矯正治療の目的
  3.咬 合
  4.矯正力
  5.診 断
  6.治療,予防

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