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国試/CBT/OSCE対策
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Dr. 酒井の 国試公衆衛生アラーム100(第9版)

「公衆衛生を理解する」名著の最新バージョン出来!

Dr. 酒井の 国試公衆衛生アラーム100(第9版)

販売中購入する
酒井 徹 著
A5判,264頁,1色刷
2016/09/28発行
\3,132(本体\2,900+税\232)
ISBN 978-4-86399-370-9
国試対策に必要な“得点源”だけをたっぷり詰め込んだ秘伝の書!
間違えられない100本の重要ポイント「Alarm」が記憶の回路を活性化!
簡潔な図表と見やすいレイアウトで膨大な情報がどんどん身に付く!
Dr.酒井の「Nの論理」など“眼からウロコ”の論理展開で本質から納得できる!
オリジナル問題147問+α(厳選既出問題)を仕上げたときに理解が完遂する!
    [正誤情報]

はじめに
国試オフサイドトラップとは

 「500問のうち約17%(110回は87問,109回は73問,108回は109問,107回は119問)は,公衆衛生分野からの出題である!」

 医師国家試験が3日間500問体制になって13年,必修問題80%以上,禁忌肢問題選択数3問(平成22年以降)以下という合格基準が受験生をことさら震えあがらせています。しかし,過去の事実として,国試に失敗した受験生がクリアできなかった最たる基準が何か知っているでしょうか? それは必修でも禁忌でもなく,一般問題の基準(110回では200問中125問以上正解)なのです。しかも,この事実は成績が優秀な受験生ほど当てはまる傾向があります。この時期,国試への不安を少しでも軽減するために賢明な受験生は何をすればよいのでしょうか?
 重ねて言います。周知のとおり,公衆衛生の臨床問題は少ないので,

 「一般問題200問のうち約20〜25%(110回は24%)が公衆衛生分野からの出題である!!」

 どれだけ循環器や神経の問題が正解できても,500問で80%以上の得点でも,公衆衛生でしかるべき点数を押さえられないと,一般問題の合格基準達成が危うくなるのです。これこそが,臨床問題でハットトリックを決めても,必修で鉄壁のディフェンスを維持できても,不合格になりうる「国試オフサイドトラップ」なのです。

 本書は,101〜110回の過去10年間にわたる国試公衆衛生の出題傾向を分析したうえで,111回公衆衛生の出題を細心の注意を払って予想した内容を盛り込んだものです。基本的な選択肢の正誤を論理的に判断できるような構成になっています。また,国試直前のセルフチェックができるようにも意図されています。したがって,掲載されている147問のオリジナル問題は従来の予想問題と異なり,平易な問題は少なくなっているかもしれません。どうか不正解が続いてもメゲないで欲しいのです。 むしろ, 選択肢考察を読んで,自ら盲点に気付くことで,間違いなく,皆さんの実力アップにつながっていくでしょう。

 なお,合格後,臨床研修医として活躍される皆さんが戸惑わないように,法令改正情報と統計最新数値もインターネット上に追記するように工夫しました。

 2016年初秋 来たるべき伸びし枝々に桜咲く春を祈念して

著者  


必勝予想問題について
 公衆衛生は,医師国家試験出題範囲の中でも極めて他の臨床系科目と異なり,学習意欲を湧かせにくい科目です。
 少し厳しいアドバイスをさせてください。皆さん方の多くは,サッカー日本代表チームに思い入れをしながら応援をされていると思います。どんな競技にもルールがあって,そのルール内で戦略を練り,勝利に少しでも近づこうと世界中の一流選手が競い合っています。
 ボールを蹴る練習ばかりしてもサッカーの上達は限られ,早く正確で強いシュート,取りやすいパス,反則にならないマーク,反則を誘うコースなど,勝利に近づくためには技術力の向上はもちろん,筋力アップ,90分走りきる持久力,精神状態を冷静に保ち続ける自己コントロール,相手チーム分析など技術力や体力以外にもたくさんのことを求められます。
 しかし,優秀な選手といえども,技術力で自分の限界に達した時に,さらに上の段階に達するために必要なことが,走り込みや筋トレ,場合によっては食生活や日常生活の改善であることに気がつけない,たとえ気がついても「楽しい練習メニュー」中心を変えられないことがしばしばです。選手の目的意識が高くなってはじめて,「単調だが必須の勝つための練習メニュー」の意義が分かってくるのです。
 本題に戻りましょう。臨床系の問題を解くのは楽しいでしょう。そして,多くの皆さんは良き臨床医となって医療の分野で活躍したいのではないでしょうか。医学には,臨床系を示す医療という分野と,予防医学系を示す保健という分野があります。これに福祉という分野をあわせた3つの分野の法律体系を学び,可能なルール範囲内で良き臨床医になることが医師国家試験科目:公衆衛生の学習目標なのです。
 どんなにシュートが上手く,足が早くても,オフサイドルールを正しく理解できなければ名選手にはなれません。日本国の法律で決められた医療ルールに関心も敬意も払わない者は,臨床医になるべきではないでしょう。関連する保健・福祉ルールも知らなければ,より良い総合臨床医にはなれないでしょう。
 公衆衛生に対する学習態度は,皆さんの良き臨床医になりたいという基本的な姿勢そのものといったら厳しすぎるでしょうか。
 本書に掲載したオリジナル問題147問は,基本事項となるガイドライン用語を網羅した一方,かなり意地悪な選択肢が並んでいます。決してメゲずに「読前正解率」を確認してください。そして,「読後正解率」がどのくらい上昇するかを楽しんでください。
 優れたスクリーニングは,検査後確率を飛躍的に上昇させることでしょう。

目次
1.医師の届出
A.法律と届出期限
B.感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)
C.結核予防対策
D.医師の交付義務
 問題1〜3
 問題4(81A-1改変)
 問題5〜8
 93A-7
 問題9(93A-7改変)

2.公衆衛生学のアウトライン
A.予防医学の3段階
B.医療の3レベル
C.プライマリケアとプライマリヘルスケア
D.救急医療の3レベル
E.福 祉
F.介 護
G.保健施設・医療施設・福祉施設・介護保険施設
 問題10〜11
 109B-3
 問題12〜13

3.国民医療費
A.定 義
B.国民医療費統計
C.公費医療
 問題14〜18

4.スクリーニング検査
A.スクリーニング検査に関する計算問題を解くための5要素
B.有病率における頻出選択肢
C.検査前確率
D.検査後確率(予測値)
E.優れたスクリーニング検査の条件
F.ROC曲線とスクリーニングレベルの関係
G.尤度比
H.その他の重要事項
 問題19〜22
 105B-43
 問題23〜24
 92A-57
 97E-28
 問題25〜26
 問題27(96F-13改変)
 109F-10(102F-9)
 99C-13
 問題28(99C-13改変)
 101C-29
 問題29(101C-29改変)

5.疫 学
序.古典疫学の概念
 問題30〜31(109E-9改変)
A.疫学手法の種類
 問題32
B.症例対照研究とコホート研究
 問題33〜34
 問題35(82A-3改変)
C.各研究法の利点と欠点
D.バイアス
 問題36(93A-11改変)
 93A-11
 問題37〜38
E.研究デザインとエビデンスの強さ
 107C-12
F.サンプリング
G.検 定
H.患者アウトカム
 問題39
I.盲検法
 98E-27
 問題40〜44

6.医療関係法規
A.医師法
B.医療法
C.主な医療関係職種の国家資格―「師」編
D.主な医療関係職種の国家資格―「士」編
E.刑 法
F.死体とその処置に関する諸法規
G.臓器の移植に関する法律
H.母体保護法
I.麻薬及び向精神薬取締法
J.覚せい剤取締法
K.医薬品医療機器等法(旧 薬事法)
 問題45〜48
 問題49(107E-3改変)
 問題50〜60

7.保健関係法規(地域保健)
A.地域保健法
B.母子保健法
C.新生児マススクリーニング
D.予防接種法
E.学校保健安全法
F.高齢者医療確保法
G.健康日本21(第2次)
H.健康増進法
I.介護保険法
 107B-3
J.障害者総合支援法
K.精神保健福祉法
 問題61〜77

8.産業保健関係法規と職業性疾病
A.労働安全衛生法
 99F-7
B.労働基準法
C.男女雇用機会均等法
D.労働者災害補償保険法
E.職業性疾病
 問題78〜91

9.福祉関係法規および社会保障制度
A.福祉および社会保障制度の法体系
B.老人福祉法
C.医療保険制度
D.「保険医療機関」及び「保険医」療養担当規則
 107C-17
 問題92〜101

10.環境衛生
A.環境基本法
B.公害健康被害の補償等に関する法律
C.廃棄物処理法
D.環境汚染
E.温熱指標
F.放射線障害
 問題102
G.消毒薬の適応
 問題103〜111

11.食品衛生と国民栄養
A.食品保健関係法規
B.細菌性食中毒・ウイルス性食中毒
C.自然毒による食中毒
D.食中毒統計
E.国民栄養
 問題112(96I-13改変)
F.日本人の食事摂取基準
 問題113〜116

12.人口統計
A.人口静態統計
B.人口動態統計
 問題117〜120
 95A-18
 問題121〜124
 問題125(88A-13改変)
 問題126〜127

13.疾病・死亡統計
A.国レベルの調査
B.国民生活基礎調査
C.患者調査
D.死因統計
E.疾患別統計
 問題128〜132
 問題133(96G-1改変)
 問題134〜137

14.国際保健
A.国際保健医療協力の概要
B.WHO
C.日本の国際協力
 問題138(109B-4改変)
 問題139〜140
 107E-5
 問題141

15.その他の「必修の基本的事項」
A.医師のプロフェッショナリズム
B.社会と医療
C.診療情報と諸証明書
D.医療の質と安全の確保
E.死と終末期ケア
F.チーム医療
G.生活習慣とリスク
 97F-30
 107C-25
 問題142〜144
 109B-1
 問題145〜147

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