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医療職のための公衆衛生・社会医学(第5版)

最新の統計数値・法令改正対応のテキスト! 精選された国試既出問題で実力アップ!

医療職のための公衆衛生・社会医学(第5版)

販売中購入する
長谷川友紀(東邦大学医学部教授)編
長谷川敏彦(元・日本医科大学医学部教授/未来医療研究機構代表理事)編
松本 邦愛(東邦大学医学部講師)編
執筆者一覧
B5判,240頁,1色刷
2016/03/18発行
\3,024(本体\2,800+税\224)
ISBN 978-4-86399-338-9
医師およびコメディカル職を目指す人のテキスト!
プロによる詳細でわかりやすい解説!
卒前学習・国試対策にも役立つ基礎知識満載!
最新の統計数値,法令改正に対応!
厳選された国試既出問題で理解度を確認!

まえがき
 健康科学(health science)の進歩とともに社会と医療の接点も,従来の医療機関から,種々の場面に広がってきました。また,チーム医療の比重が増大し,看護学,保健学,歯学,薬学,社会福祉,臨床心理等,医療関連の職種もますます重要性を増してきています。本書は,医学生を中心に,医療関連職種の方を対象にした社会医学・公衆衛生学の卒前教育のための教科書です。本書の内容は医師国家試験の出題基準とキーワードを網羅しており,いたずらに分量が増えるのを避けるため,卒前教育に不要な専門用語は注意深く排除しました。また,看護,介護,薬学などの他の医療職を目指す方にも対応しています。本書を理解することにより,国家試験対策にも十分に通用するはずです。
 現在,健康科学は急速に変貌しつつあり,社会から要求される課題も日々変化しています。膨大な事実を単に暗記するのではなく,まずは総論を通読し基本的な考え方を理解して下さい。内容は公平・中立を心掛けましたが,これが社会医学・公衆衛生学という絶対的・固定的な考え方があるわけではありません。むしろ学会,行政,関連団体等で未解決な問題でも,私たちの考えを正直に記述するように心掛けました。私たちの考えに賛同したり批判したり,読者自身が考えていくうちに,自然に,各課題の重要性に気づき,基本知識を身につけ,公衆衛生的な考え方を身につけるよう構成してあります。
 本書で用いたデータの多くは,「国民衛生の動向 2015/2016」(厚生労働統計協会,2015年)に依っています。重要な研究方法である疫学については,「医学がわかる疫学」第3版(熊倉・高柳監訳,新興医学出版社,2004(Raymond S.Greenberg: Medical Epidemiology. McGraw - Hill Companies, Inc. 2001))から多くを引用しています。これらを併用することにより,より効率的に学習を進めることができます。

 目 的
 この本は,以下の活動に役立つことを目的としています。
 ・個人を対象とした健康サービスを行う。
 ・健康サービスのシステムを作る。
 ・健康科学の研究を行う。

 この本をマスターすることにより,①患者が1人の社会的存在であることを具体的にイメージでき,医療,地域,学校,企業における健康サービスに必要な基礎知識を理解する,②健康づくりと疾病コントロールのためのシステム全体を理解し,科学的な観点から健康科
学に関する研究論文を読むことが可能になる,③医療提供体制,医療安全,医師需給,医療の標準化など現代的な課題について,何が問題なのか論点を明らかにし,データに基づき論理的に思考することが可能になる,ことが期待されます。
 執筆者は皆,社会医学・公衆衛生学の研究者であり,教育者でもあります。現在ほど,この分野が社会的に大きな注目を集め,政治的な争点ともなっている時期はありません。私たちが日頃,この領域で感じているスリルと喜びを,この教科書で伝えることができたら幸いです。

 2016年3月

著者を代表して  
長谷川 友紀  

目次
Ⅰ 社会医学の基礎

1 社会医学入門
 1.公衆衛生とは
 2.社会医学の基礎概念:健康・疾病・障害・QOL
 3.健康サービスの実際
 4.生活環境の変化
  練習問題
2 健康サービス
 1.健康サービスの現状と課題
 2.地域医療サービス
 3.医療の再編成
 4.地域医療構想
 5.社会資源
 6.トピックス
 7.国際保健
  練習問題
3 社会保障と医療経済
 1.社会保障とは
 2.医療保険と公費医療
 3.医療経済
● 資 料
  練習問題
4 医の倫理
 1.医の倫理とは
 2.患者・医療者関係
 3.患者の権利と義務
 4.倫理規定
 5.トピックス
● 資 料
  練習問題
5 EBM
 1.EBM(根拠に基づいた医療)とは
 2.医学判断学
  練習問題
6 医療の質と安全
 1.医療の安全
 2.医療の質の確保
  練習問題
7 医療関連法規
 1.医療関連法規とは
 2.憲法第25条
 3.医療衛生法規
 4.薬務衛生法規
 5.公衆衛生法規
 6.その他の法規
  練習問題

Ⅱ ライフスタイルと健康サービス

8 食習慣
 1.食習慣とは
 2.食事摂取基準
 3.食生活指針
 4.国民健康・栄養調査
 5.栄養状態の評価
 6.食品の機能と成分表示
  練習問題
9 運動と休養
 1.運動と休養とは
 2.運 動
 3.休 養
  練習問題
10 メンタルヘルス
 1.メンタルヘルスとは
 2.広義のメンタルヘルス:心の健康
 3.狭義のメンタルヘルス:精神保健
 4.精神保健の実際
  練習問題
11 その他の健康関連行動
 1.健康関連行動とは
 2.喫 煙
 3.飲 酒
 4.薬物乱用
 5.不慮の事故
 6.自殺念慮と自殺企図
 7.バイオレンス
 8.性感染症(STD,STI)
  練習問題

Ⅲ ライフサイクルと健康サービス

12 母子保健
 1.母子保健とは
 2.母子保健の現状
 3.母子保健対策
 4.その他の関連法規
 5.トピックス
  練習問題
13 学校保健
 1.学校保健とは
 2.学校保健の現状
 3.学校保健対策
 4.学校医・学校歯科医・学校薬剤師の職務
 5.学校安全教育・安全管理
 6.学校体育・学校における食育
 7.医療費補助
 8.特別支援教育
  練習問題
14 産業保健
 1.産業保健とは
 2.労働安全衛生管理と産業医
 3.労働災害の現状
 4.職業性疾患
 5.作業関連疾患
 6.関連法規
  練習問題
15 成人保健
 1.成人保健とは
 2.代表的な疾病
 3.生活習慣病のスクリーニングと早期発見
  練習問題
16 高齢者保健
 1.高齢者保健とは
 2.高齢者保健医療対策
  練習問題

Ⅳ 生活環境と疾病コントロール

17 環境衛生
 1.環境衛生とは
 2.環境の把握と評価
 3.環境と健康
 4.関連法規
  練習問題
18 感染症予防
 1.感染症予防とは
 2.新興・再興感染症
 3.感染症予防の基礎
 4.感染症法
 5.主な感染症の国内発生状況
 6.予防接種
 7.検 疫
 8.世界の感染症
● 資 料
  練習問題
19 食品保健
 1.食品保健とは
 2.食中毒の現状
 3.細菌による食中毒
 4.自然毒による食中毒
 5.化学物質による食中毒
 6.食品の安全
 7.食品保健に関する国際規格
 8.HACCPと総合衛生管理製造過程
 9.BSEへの安全対策
 10.輸入食品監視
 11.放射性物質に関する規制
  練習問題

Ⅴ 疫学と衛生統計

20 疫 学
 1.疫学とは
 2.疾病発生のパターン
 3.疫学的尺度
 4.医学的サーベイランス
 5.スクリーニング
 6.臨床試験
 7.コホート研究
 8.症例対照研究
 9.バイアスとばらつきと因果推論
  練習問題
21 衛生統計
 1.衛生統計とは
 2.人口静態統計
 3.人口動態統計
 4.健康と疾病に関する統計
  練習問題

推薦図書/引用文献

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