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国試/CBT/OSCE対策
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CBTからみえる 国試必修疾患108 ― 国が定めた病気リスト

必修対策のラストスパート! ガイドラインの主要疾患・症候群を網羅! 必修+CBTで,何が出るか,何を学ぶべきかがみえる!

CBTからみえる 国試必修疾患108 ― 国が定めた病気リスト

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李 権二(TECOM講師/白井聖仁会病院小児科)編著
B5判,360頁,2色刷(一部4色刷)
2012/10/30発行
\2,808(本体\2,600+税\208)
ISBN 978-4-86399-167-5
医師国試必修対策のラストスパートに最適の1冊!
国試出題基準(ガイドライン)の「必修の基本的事項」のうち,「主要疾患・症候群」108項目を網羅!
国試必修過去問題+CBT問題で,何が出るか,何を学ぶべきかがみえる!
ポイントがひと目でわかる「Dr.李's COMMENT」!
CBT対策にもオススメ!

    [正誤情報]

はじめに
 108という数字は,仏教において煩悩の数であり,数珠の数であり,除夜の鐘が突かれる回数を示しています。筆者はいつも108という数字を目にするたび,たくさん勉強した者がよい結果を得るのだ,という因果応報めいた思いが頭をよぎります。
 このたび,CBTと医師国家試験に関わる本を編集する機会をいただき,テーマをどうするか編集部で相談いたしました。編集会議で用意された資料は,『平成25年版医師国家試験出題基準』(ガイドライン),「CBTこあかり」シリーズや〈SUCCESS〉シリーズの問題集など,過去に出版された医学関係の書籍です。その中で,出題基準のプリントに目が行きました。そこには,必修の基本的事項が掲載されています。大項目に主要疾患・症候群があり,中項目には臓器別,そして小項目に疾患名が羅列されています。いわば国が定めた,最低限押さえておくべき病気のリストです。この部分からは,医師国家試験で2連問が10症例,出題されます。ここは配点が高く,最も重要な病気のリストです。
 筆者を含め集まった7人の全会一致で,テーマは「国試必修疾患=国が定めた病気リスト」に決まりました。CBT受験者には今後のよい到達目標となりますし,医師国家試験受験生には必修レベルの最終確認が可能です。したがって,対象としている読者はCBTを控えた4年生,病棟実習をしている5年生,そして医師国家試験を控えた6年生・既卒生です。もしかすると,医学教育に関心をもっていらっしゃる方にも有益かもしれません。医師に求められる基本的知識はどの程度か,実際の問題を解きながら手早く「国が定めた病気リスト」を確認することができます。どのレベルの読者にも有用であることを願い,筆者が掲載問題を選定し,問題や解説はすっきりとさせました。さらに理解しておくべきポイントは,小項目ごとに書き下ろしました(「この項目のポイント」および「Dr.李's COMMENT」)。ちなみに,主要疾患・症候群の小項目は合計108です。平成21年版では小項目の合計が111でしたが,平成25年版では整理・統合されて合計108となっています。
 「国が定めた病気リスト108」。この言葉からは,試験を間近にして除夜の鐘を聞きながら,勉強に励む受験生の姿を想像せずにはいられません。年末年始に,総仕上げとして本書を解く学生は大丈夫でしょう。しかし,藁にもすがる思いで本書に向き合い,悲壮な心持ちで勉強に取り組む学生もいらっしゃるかもしれません。筆者はかつて,後者の切羽詰まった学生でした。
 この本だけで国試対策はすべて大丈夫だ,と断言するつもりは毛頭ありません。そもそも,医学の勉強は膨大であり,甘いものではないからです。だからといって,やみくもに教科書を丸暗記しようとしても,逆効果です。気持ちが空回りしても,焦るばかりでよい結果は期待できません。ギリギリでもCBTはクリアしたい病棟実習にアクセントをつけたい,せめて必修だけは何とかしたい。そのような方にこそ,本書がお役に立ちます。108の煩悩を消し去るつもりで紙と鉛筆を用意して,じっくり腰を据えて問題を解いてみてください。皆さんのそれぞれの目標に向けて,たとえわずかでも一歩前進する力添えになれたなら,編集者一同,これ以上の喜びはありません。

 2012年9月

李 権二  


読者の皆さんへ
■本書では,医師国家試験の必修対策として,「必修問題」の既出問題だけでなく,一般・臨床問題からも選定して掲載しました。ここに掲載した問題や,類似の問題が,今後,必修問題として出題される可能性があるからです。
 このような問題が,多くの学生が間違えやすい問題,つまずきやすい分野であることが,各種データや,筆者の元にお寄せいただいた質問からも汲み取れます。

■この1冊がまるごと病棟実習での重要疾患,ポイントとなっています。CBTの勉強がそのまま実習にも活かせるように配慮しました。

CBTでは,基礎や病態生理が重視され,国試では,症候や鑑別診断のための検査で差がつきます。この点に注意して勉強してください。

■本書には,特に学習法はありません。全巻を通して,「国が定めた必修の病気リスト」として学習にご活用ください。

本書の特長
 『平成25年版医師国家試験出題基準』(ガイドライン)の「必修の基本的事項」のうち,「12 主要疾患・症候群」に絞って,過去に出題された国試問題から重要な問題,必ず学ぶべき問題を掲載した。また,併せて一般・臨床問題の中から,今後,必修問題として出題され得る内容の問題(問題ボックスの背景にをつけて示した)も掲載した。
 国家試験問題に続けて,その項目に関連するCBT問題を再現して併載した(項目によっては,国試問題のみないしCBT問題のみの場合もある)。右上に示した分類番号は,平成22年度改訂版の『医学教育モデル・コア・カリキュラム』に基づいたものである。詳細は,弊社刊『CBTこあかり1.オリエンテーション』を参照されたい。
  A 基本事項
  B 医学・医療と社会
  C 医学一般
  D 人体各器官の正常構造と機能,病態,診断,治療
  E 全身におよぶ生理的変化,病態,診断,治療
  F 診療の基本
  G 臨床実習

目次
A 妊娠,周産期の異常
 1 正常妊娠,妊娠悪阻
 2 異所性妊娠〈子宮外妊娠〉

B 精神・心身医学的疾患
 1 うつ病,双極性障害〈躁うつ病〉
 2 統合失調症
 3 不安障害(パニック障害,社交不安障害)
 4 身体表現性障害(疼痛性障害,心気症),心身症,ストレス関連障害(外傷後ストレス障害〈PTSD〉,急性ストレス障害)

C 皮膚・頭頸部疾患
 1 湿疹,皮膚炎(接触皮膚炎,アトピー性皮膚炎)
 2 蕁麻疹
 3 薬疹
 4 ウイルス性発疹症(麻疹,風疹,水痘,ヘルペス)
 5 皮膚潰瘍,褥瘡
 6 結膜炎,角膜炎
 7 白内障
 8 緑内障
 9 糖尿病・高血圧・動脈硬化による眼底変化
 10 急性中耳炎
 11 良性発作性頭位眩暈症
 12 アレルギー性鼻炎
 13 急性副鼻腔炎,慢性副鼻腔炎

D 呼吸器・胸壁・縦隔疾患
 1 上気道炎,扁桃炎,急性気管支炎,急性細気管支炎
 2 気管支喘息(小児喘息を含む)
 3 肺炎,胸膜炎
 4 慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉
 5 肺結核
 6 肺癌
 7 自然気胸,緊張性気胸
 8 気道閉塞
 9 急性呼吸促〈窮〉迫症候群〈ARDS〉
 10 睡眠時無呼吸症候群
 11 肺血栓塞栓症

E 心臓・脈管疾患
 1 不整脈
 2 先天性心疾患
 3 弁膜症(僧帽弁膜症,大動脈弁膜症)
 4 急性心筋梗塞,急性冠症候群,狭心症
 5 心筋症
 6 高血圧症
 7 動脈硬化症
 8 急性大動脈解離,大動脈瘤破裂
 9 末梢性動脈疾患
 10 深部静脈血栓症,下肢静脈瘤
 11 肺水腫,うっ血性心不全

F 消化器・腹壁・腹膜疾患
 1 胃食道逆流症〈GERD〉
 2 胃静脈瘤,食道静脈瘤
 3 食道癌
 4 胃潰瘍,十二指腸潰瘍〈消化性潰瘍〉
 5 胃癌
 6 急性胃腸炎
 7 便秘症
 8 乳児下痢症
 9 急性虫垂炎
 10 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎,Crohn病)
 11 機能性消化管障害(機能性ディスペプシア〈FD〉,過敏性腸症候群)
 12 大腸癌
 13 痔瘻,痔核
 14 急性肝炎,慢性肝炎,脂肪肝
 15 肝硬変,肝不全,肝性脳症
 16 肝癌
 17 胆石症,胆嚢炎,胆管炎
 18 急性膵炎,慢性膵炎
 19 膵癌
 20 鼠径ヘルニア
 21 腸閉塞
 22 腸重積症
 23 汎発性腹膜炎

G 血液・造血器疾患
 1 鉄欠乏性貧血,二次性貧血
 2 急性白血病,慢性白血病
 3 播種性血管内凝固〈DIC〉
 4 悪性リンパ腫

H 腎・泌尿器・生殖器疾患
 1 急性糸球体腎炎症候群,慢性糸球体腎炎症候群,ネフローゼ症候群
 2 急性腎盂腎炎,尿路感染症
 3 糖尿病腎症
 4 急性腎不全,慢性腎不全
 5 腎癌,膀胱癌
 6 尿路結石
 7 前立腺肥大症,前立腺癌
 8 更年期障害
 9 子宮内膜症,月経困難症
 10 子宮筋腫
 11 子宮頸癌
 12 子宮体癌
 13 卵巣癌

I 神経・運動器疾患
 1 認知症
 2 緊張型頭痛,片頭痛
 3 脳出血,くも膜下出血,頭蓋内血腫
 4 脳梗塞
 5 Parkinson病
 6 髄膜炎,脳炎,脳症
 7 熱性けいれん
 8 てんかん
 9 脳性麻痺
 10 頭部外傷,脊髄損傷
 11 変形性脊椎症,脊柱管狭窄症
 12 椎間板ヘルニア
 13 肩関節周囲炎
 14 変形性関節症
 15 骨折

J 内分泌・代謝・栄養・乳腺疾患
 1 甲状腺機能亢進症,甲状腺機能低下症
 2 糖尿病
 3 脂質異常症,メタボリックシンドローム
 4 高尿酸血症,痛風
 5 骨粗鬆症
 6 乳癌

K アレルギー性疾患,膠原病,免疫病
 1 アナフィラキシー
 2 関節リウマチ

L 感染性疾患
 1 敗血症
 2 食中毒

M 生活環境因子・職業性因子による疾患
 1 アルコール依存症,薬物依存症
 2 熱中症,寒冷による障害

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